導入の背景
仕事内容がとても単調な手作業が一日中延々と続き、定着率が非常に悪く、日々人が入れ替わり、その都度ご担当者様は新規入場教育や書類整理に追われる毎日であった。
また、働く人も社員さん・数社の派遣社員・パートさんで構成されており、ご担当者様が指揮命令にご苦労されていたところで、弊社にお話があり企画提案させて頂いた。
実際現場を拝見したところ、終日ラインが動いており商品の目視検査ラインとシール貼りの2つのライン構成で成り立っていた。
シール貼りのラインは比較的人気はあるのだが、目視ラインは実に単調で評判が悪かった。週ごとにラインが変わるため結局人が辞めていくということだった。
導入のポイント
まずは5人派遣契約でラインに入れさせて頂いた。構成はあえて就労ビザのある外国人で構成した。
元々、弊社では就労ビザがある外国人の雇用実績が多々あり。外国人は日本人に比べ忍耐強く単調な作業にも適応力があるということが分かっていたための構成であった。
また、混在職場で指揮命令にご苦労されているという事から、まずは目視ラインを弊社従業員で構成させて頂いた。
その後徐々にシール貼りのラインも弊社従業員で一社構成にさせて頂き、管理者・班長を配置した。
導入後の効果
考えていたとおり、外国人従業員の適応力は素晴らしく、また従業員が友達を紹介してくれるので責任感もあり、定着率が抜群と向上した。また、勤怠面でも欠勤はほとんど無く、ご担当者様が欠勤対応に追われることもなく、新規入場教育もほとんど無く、本来のコアな業務に専念出来るようになった。
その後、派遣期間制限のある派遣契約から一括請負・出来高請負契約にすることで、さらにご担当者様の派遣社員への人事・品質・納期管理の対応が無くなり、コア業務に専念出来るようになった。